先日の岸田総理の所信表明演説を聞いていて知らない言葉(英語)が出てきました。
仕事柄ビジネス用語には興味がありますが、その英語がわからないために演説の本質が理解できない。
政治家がよく英語を使うがごまかされているような感じで真実がわからないことが多い。
これが演説です。演説の中で引っかかる箇所をピックアップしました。
個人の「リスキリング」に対する公的支援については、人への投資策を、「五年間で一兆円」のパッケージに拡充します。
この「リスキリング」が聞いたことがない。調べました。
リスキリングとは、次世代の働き方に向けて新しいスキルを身につけることです。スキルを習得することで既存の業務から少しずつ離れ、今までとは別の業務に就くことを目標にしています。
要は新しいスキルを学ぶ場合は国が支援することを言っている。
成長志向型「カーボンプライシング」、規制制度一体型の大胆な資金支援、「トランジション」・ファイナンス、アジア・「ゼロエミッション」共同体。これまで申し上げてきた政策「イニシアティブ」を具体化していきます。
これらもわからない。調べてみました。
「カーボンプライシング」とは、気候変動問題の主因である炭素に価格を付ける仕組みのこと。
「トランジションボンド」とは、脱炭素社会の実現に向けて、長期的な戦略に則り、温室効果ガス排出削減に資するプロジェクトへの投資を使途とする債券です。
「ゼロエミッション共同体構想」は、アジア地域の実情に即した脱炭素化と経済成長という共通理念を掲げ、アジア地域全体の脱炭素化を目指す枠組みです。
「インセンティブ」とは、人々の意思決定や行動を変化させるような要因、報酬のことをいいます。
これらを調べてやっと言っていることが明確に理解できました。
政治家が言っていることを我々も勉強しないと将来の方向性がわからないままで済んでしまう。
演説の意味がわかりスッキリしました。
先日、お客様とSDGsについて喋っていると「うちの会社はサステナブルでないからSDGsは必要ない」と言われました。ピンとこないのでさっそく調べると、SDGsのSはSustainable(サステナブル)で、持続可能と意味している。「うちの会社は持続可能でない」と笑い話では終わらない。
コロナも少し減少ぎみで経済も動きだしたが、福井では相対的には景気がまだまだ悪い。
これからが正念場で、弊社もサステナブルな企業と成長できたらいいですね!(笑)